すれ違い

2004年1月15日
 最近、めっきりと寒い。
チャリ漕ぎ移動者には、なかなか世知辛い季節気温だ。
手袋を買う時、デザインや保温性では無く、安価に重点を置いたツケが今指先にドッと押し寄せて来ている。

いくら東北生まれで、寒さに慣れている僕と言えども寒いのは、普通に寒い。
よく思うのだけれども、北国育ちの人がちょっとやそっとじゃ寒くない。とかというのは、少し違うのではないだろうか?と思ったりする。
寒いと思う感覚は同じだけれど、感覚幅みたいなのが違くて、体感で同じくらい寒いとは思うけれど、北国以外の出身者の人と比べて一番寒かった時の経験の度合いが違うのではないだろうか。
寒さに強いのでは無くて、もっとの寒さを経験しているからまだ我慢出来る。とても寒いけれど、あん時に比べたら・・・。と思える経験を、積み育って来たからではないだろうかなぁ、なんて理屈っぽくて意味が自分でもワカラナイ事を、冷え性の手足先に寒風当てながら「寒い寒い」とチャリンコを跳ばす。
彼女とは、すれ違いで上手く行っていない。お互いに忙しい時期で、あまり記憶に残る会話を最近していないのが現状である。
遠距離同士には、決定的な現状に最近少し焦りを感じている。早く再会したいものだ、と思いまたチャリンコを跳ばす。

新年

2004年1月5日
 この忙しさは何なんだ・・・
不眠症の素質に幼い頃から開花していた僕だけれども、これ程までに寝られないと流石にしんどい。
 一番の好物、ケンタッキー・フライドチキンの事を想像して、吐き気がしたら体調の×サイン。ほぼ、毎日が×サインが続いている。可憐さやか弱さとは真逆の僕であるけど、血便が止まらなくなったのには流石に、クラリとした。三、四日程、ブッチ切りに休んでみようかな?そうしよう。
 彼女との関係や人間関係も一通り落ち着きを取り戻した。そして、僕ら二人共に遠距離恋愛にはガッチリ不適合者である事も再確認した。
 誰かを傷付けてしまいながら自分も傷付いて、その優しさ故に大きな決断を乗り越えた、久しぶり写メールで見た彼女は昔通り甘えん坊な笑顔で僕を見ていた。少し前、気を張ってピリピリしていた顔では無かった。
 見た目と違って、甘えん坊で誰かに寄り掛かかる事が出来無い、不器用な彼女の幸せを願わずには居られない。それが例え僕じゃ無くても、出来れば僕がなってあげられたらば良いのだけれど。

イブ

2003年12月25日
 PCを点ける暇も無く忙しく、疲労している。
彼女がKと別れてから、彼女と一つの約束をした。もう一度何処か、僕らの距離の中間で会おう。大阪くらいがイイかもね。そして、そこからもう一度始めよう。それまでもう一度お互いの事を見つめ直そう。その間はお互いに友達同士なのだから、干渉しないで続けてみよう、と。
 少し二人に距離があった時。以前は気持ちが激しすぎて見えなかった所が見えるようになったからだ。嫌なところも良い所も。
 彼女が今住んでいる所はあまりにも遠すぎる。再会の旅費や彼女の目を見てもう一度好きだ、と言う為今バイトやらでもの凄く忙しい。しかし嫌では無い。

別れ

2003年12月18日
 風邪気味の為、加湿付きの暖房機を買う。
温かい+喉や肌の乾燥を防ぐ、素晴らしい電化製品だ。心なしか、咳回数も減り、踵や踝などがスルスルしていて気持ちが良い。加湿効果って、イイじゃないか。
 今日、彼女達が別れた。話を聞くと、彼女はKと付き合う事を決めた事に関しては、ずっと後悔していたらしい。そして、Kの家庭事情の事もあって、言うタイミングが無かった。そして、自分の気持ち。愛せるようになる努力をしていたらしいし、それは僕も見ていた。Kはイイ奴だけれど、有言実行とは最もかけ離れた行動の持ち主で、深くKを知る度に僕も何度がガッカリさせられた。
 彼女から電話があり「自分の気持ちにカタを付けようと思うの。勝手で自分が嫌いになるけど。これから、Kと話してくる」
と言った。
 僕はどうしてもPCでしなければならない作業があった。こうなってしまった事に僕の責任もある自己嫌悪を感じながら作業していた。暫くしてから「最低。ワタシは、ただ闇雲にKを傷付けた」と、泣きじゃくった彼女から電話が掛かってくる。その後すぐにKからメッセで誘われて、Kからも別れを聞く。彼女に掛け直すから、と伝えて、Kにすぐ電話する。 Kは孤独になってしまった、と僕に告げた。僕は、KにKの行動と発言の曖昧さと、絶対自暴自棄になっている筈だから、それを止める為に電話した。それと、謝罪の為に。 自暴自棄になるのは仕方の無い事だけれども、それを見た周りから攻められるのは、彼女だからだ。
 電話をするとKは泣いていた。そして僕は、言おうと思っていた事の1割も言う事が出来ず、ただ自分を責めた。僕の存在が、二人を傷付けたのではないだろうか?全てでは無いにしろ、原因ではあった筈だ。Kとの電話が終り、彼女に電話を掛け直す。ただ泣いているのを聞いている事しか出来なかった。そして、今後の事を考える余裕は彼女も僕にも無かった。

サンタ衣装

2003年12月14日
 最近、バイトに学校にともの凄く忙しい。
バイト先で「今年もサンタの格好宜しくね」と言われる。サンタの格好をするのも嫌だけれど、顔馴染みのお客さんに「クリスマスなんで、僕もサンタに」と、何度も同じ返答をする事も面倒臭いし、返答の内容意味が理由になっていない。けれど、それしか浮かばないから、今年もきっとそう言うだろう。
 ほぼ全員がサンタの格好をするのだけれど、女の子達もブーブー言っていた。でも、女の子はサンタ衣装を着ても可愛いから良いじゃないか。何故かヒゲまで付けるから、調理の時にもの凄い邪魔だし不衛生だ。と、抗議したけれども、去年と同じく撃沈した。今年も着る事になりそうだ。
 忙しさを理由にして、彼女に素っ気無い態度で接していた。深夜に何度か電話があったけれども、軽く話をして「ゴメンね。疲れてるから」と電話を切る。それでも「眠れない」とメールが来る。
 素っ気無い態度が本心じゃないから、もう一度電話をして「疲れてるから、ホントごめん」とだけ言って電話を切る。疲れているのは本当だ。
 このままゆっくりとフェード・アウト出来そうだ。心は兎も角、距離は。

今日の日記

2003年12月9日
 運動不足を感じ、なるべく歩くようにしている。
本当は、ランニングでも始めようかな。と思ったのだけれども、続きそうに無いから考え直した。元から散歩は好きだったから、時間を見付けて歩くようにしている。目的地や時間を決めずにブラブラと歩き、疲れたら引き返して家に帰る。
 40分で家に帰って来る事もあれば、3時間程歩いて帰ってくる事もある。ホント適当だけれども、帰宅すると非常に充実した気分になる。
 冷えた空気の中「寒い寒い」言いながらブラブラと家を出て、ポケットに手を入れながら大通りを歩いたり、川沿いを歩きながら遠くを走る東西線を眺め目指したり。
 凄い狭い横道を見付けたら、入っていくようにしている。インスタントな冒険気分。でも今日はサボった。
 元の彼女と深夜電話。また、突然泣き出す。彼女なりに色々と悩んでいるようだ。僕は、現在の思いでは無いけれど、根底に思う事を彼女に言った「あのさ、こっちの事は良いから、Yが一番幸せになんなよ。それが結局一番嬉しいよ」と。ハッキリ言って、こっちの事は良く無い。僕の事だけ考えて欲しい。けれど、幸せになって欲しいとの思いが結局一番強い。これがじっくり考えた僕の結論だ。しかし彼女は「だから、側に居てよ。お願い」と言った。
 もし、それが彼女にとっての幸せならばとても嬉しい。けれど、今、彼女は他の人と交際している。これは間違いの無い事実であるし、現実だ。彼女が、今の彼氏と別れられないのであれば、友達に戻る決意だ。「分かった。でも、今のままではいけないよ。結論を出すなら早い方がイイよ。今は誰も幸せじゃ無いから。でも、どんな結果になろうとパッと居なくなる事は無いってのは約束ね」と、僕は言った。
 彼女の抱える病気の事は、僕しか知らない。現在の彼女の彼氏Kも知らない事。かなり重い病気だ。今、僕が居なくなる訳にはいかない。でも、彼女がやっぱりKを選ぶのならば、僕からKに彼女の病気の事を伝えるつもりだ。そうしなければならない。
 彼女の抱える病気は、時々泣きそうになる程に重い。とても重い。

イカンイカン

2003年12月8日
 午前帰りでもの凄い疲れる。
目を閉じると、グングン眠りに引き込まれていく。風呂に入って横になるとグングンに拍車が掛かる。
 今日の出来事なのかそうじゃないのか、分からない色々が頭の中で巡り回る。今日の日記は何が何だか分からないな。
 さっき起きたらば、PCが点けっぱなしでここまで書いてあった。全然憶えてない・・・
 次はちゃんと書こう。

手袋

2003年12月7日
 疲れて帰ってくると、昨日のチャーハンが残っていた。それを見てまた疲れる。
 
 主な移動手段に、自転車を使っているのだけれど、とても寒くなってきたので手袋を探してみた。二つあったのだけれども、両方共片手分しかない。謎だ。春に引っ越しをした時だろうか?しかしどうあれ、手袋を買ってこなくては。
 今年三度も自転車盗難の被害にあい、今の自転車は4号騎。今度は易々と盗ませてやる訳にはいかないので、オートバイ用のガッチリとしたチェーン鍵を買った。その時、自転車用ドリンクホルダーなるモノを発見し、即買いした。手袋不在の間、そこにHOTコーヒーなどを入れて、信号待ちの時などに取り出して手を温めている。なかなか面倒臭いし、手が一番寒い時にはHOTコーヒーは手の中に無い。早く手袋を買ってこなければ。
と、行動が遅い自分に対して毎日語り掛けている。
 彼女は仕事仲間との飲み会だったらしく、ベロンベロンになって実家から電話してきて「好き」とだけ言って寝てしまった。速攻で寝てしまった。
 節約の為、なるべく自炊をしている。99SHOPなどを利用すると、かなりの節約になる。一日三箱程喫煙するヘビースモーカーだから、そっちを我慢しろって話なのだが、そこは素通りする事にしている。
 自炊して大体9年程経つのだけれど、ソラで作れる料理といえば、スパニッシュ・オムレツ(自称)と鳥スープくらいだ。先週、鳥スープを楽しく作っていた時、マイ・レシピの少なさにハッと気付いて愕然とした。しかも、また鳥スープ作ってる。
 これは今後の自炊ライフを考えた時、イカンな。と思い、料理好きな人に逢ったりした時に「何か簡単に作れる料理ってないですかね?」と聞き回っている。しかし、コレは完全に盲点だったのだが、料理好きな人の簡単には、そうでも無い者やこれから始めようとしている者にとっては面倒な手間がチョコチョコ入る。「バジルなんかあると、一層美味しいからね」とか「竹串で刺してみて、先が温かかったら火が通ったって合図だから」など。ウチにはバジルも竹串も無いし、腹ペコの時にそんな事やってられんなぁ。と、もの凄い不躾な事を聞きながら思う。
 まぁ、二品作れればイイかな、美味しいし。と思っていた今日「チャーハンは?教えちゃるよ」と友人に言われた。チャーハン、スピード命の中華料理の一品だ。という事は、チャッチャッと出来る。
イイじゃないか。凄く、イイじゃないか。
 友人の説明も的確でチャッチャッとしていた。「卵をカツカツかき混ぜて、ご飯をそこに入れ混ぜて、炒めるだけだよ。具はお好みで」
凄くイイじゃないか。確かに簡単だ。
「ありがとうありがとう、簡単だねぇ。やってみるよ」
「えっとね、注意する事は最初にフライパンを思いっきり熱する事ね。炒め時間は・・・えっと」
 何気に調理行程にオプションが追加されたけど、まだまだ全然許容範囲だ。
「ちょっと待ってね、チャーハンやった時のあるある大辞典を姉ちゃんと一緒に見てたから、ちょっと聞いてみる。・・・もしもし、姉ちゃん?チャーハンのさ・・」
 ほほぉ。あるある大辞典か、要チェックだな。友人のお姉さん情報だと、炒め時間は一分半〜二分らしい。ついでに、お姉さんが言うには「具無しでも全然イケるから」との事。スイマセンお姉さん、具無しではイキませんが、二人とも有り難う。
 早速今夜、チャーハンを作ってみた。具(チャーシュー)を入れるタイミングが分からなかったけれども、とても美味しく出来た。美味美味。レシピが、一つ増えた。
 夜、彼女との関係に少し変化があった。普通に楽しく電話していたら、突然彼女が泣き出した「わたし・・わたし・・」と。三角関係と言って良いのだろうか?その関係にピリオドを打つべく、友達として接し始めた僕の態度に気付いていたようだ。彼女を大切に想う気持ちは変わっていないけれど、それまでの女の子としてでは無く、お互いをとてもよく知る大切な友達として話す僕の心境に敏感に気付いたようだった。それほど頻繁にテレフォン・セックスをしていたわけでは無いのだけれど、彼女の電話越しに、とても控えめに出す抱きしめて欲しいという気配も気付かない振りをしていた。
 僕と彼女が別れた時、彼女の一番支えになってくれたのが今の彼氏だ。僕らが交際中にも何度も彼女に告白していた事も知っている。彼女は今の彼氏と付き合う事を決めた時「あのね・・・好きな人が出来たの。わたしにとって、一番有り得ない人だった」と、今の彼氏の名前を僕に告げた。「そっか」としか僕は言えなかった。僕らが別れた原因はケンカだ。しかしケンカと言っても、僕が一方的に彼女を叱り、その事が彼女の昔の心の傷を刺激してしまい、結果別れを告げられた。
 という、経緯が僕ら三人にはある。彼女は今の彼氏についてこんな事を僕に言った事がある「最近ね、思う事があるの。好きな人と居る事も幸せだけど、好きで居てくれる人が側に居てくれるって事も幸せなの」と。僕は「そっかぁ。恋人やらでは無くて、パートナーとしてKとやっていくって事かな?」と聞くと「・・・そうね」と彼女は言った。
 これまでの彼女は、Kを裏切る事は出来ない。と僕に語っていた。しかし今日の電話で「アナタに一番側に居て欲しいの。何処にも行かないで」と彼女は泣いた。僕は「分かってるよ。Yがね、そう言ってくれる間は居なくならないって言ってんジャンか」
 僕は卑怯者だ。全て事を彼女に任せてしまった。もう少し、自分の気持ちと彼女の本当の幸せについて考えてみようと思う。今夜は眠れないな。

 さっき気付いたのだけれども、ココをある方がお気に入りに追加して下さったみたいだ。僕もその方の日記は、これまたとある方の所から飛んで行き、拝見した事があった。ジメジメとした僕の日記とは違い、サッパリとして軽やかな日記であった。
 以前、色々と日記を見て回った時にココのページに5つ、お気に入り登録させて頂いたのだけれども、登録先の方にも僕が登録した事が表示されてしまうらしくて、何だか申し訳無いな。と思い、それからはネット自体のサイトお気に入りに、共感を受けた日記をお気に入り登録させて頂いていた。ココを登録して下さった方の日記は、そこにも登録させて頂いていました。こんな日記で申し訳ありませんけども、有り難うございます、マユさん。とても嬉しかったです。

  ↓日付間違えました。12月5日でした。

静かな夜

2003年12月4日
今日は、いつもよりも早く帰宅出来た。
普段は、22時半は必ず過ぎてしまうのだけれど、17時には帰宅出来た。
 早く帰宅出来るのは嬉しいのだけれど、する事が無い。と、パソコンの前に座って気付く、そうだった。椅子が壊れていたのだった。背もたれ部位と後ろ足が壊れてしまって、ドッカリと座る事が出来なくなっているのだった。
 まぁ、イイかな、と思っていたけれど、猫背前のめりになってパソコンを使用するのはなかなかのストレスで、パソコンを切った後は必ず腰がダルくなる。
そんな訳で、椅子を探しに行った。
家具店やリサイクルショップなどをブラブラと物色してみたのだけれど、これだ。というモノは無かった。このまま帰宅してもまだまだ暇だ。
 最近、知り合いなどに勧められるままに様々な本を読んでいたのだけれども、剣豪列伝part?や、家庭内暴力を題材にしたモノやら欧州古典文学などを読んでいたので、面白いのだけれど小難しかったり内容が重かったりと、読書に疲れていたので子供の頃読んでいた本を読んでみようと、椅子探しは後日への保留にして本屋さんに行く事にした。
 ウチから三駅程先にある大きな本屋さんに行き、真っ先に岩波少年文庫の棚に行った。ほほぉ、とズラリと陳列された懐かしい名前の本達を前に暫く悩んだ。どれにしようかな?
 悩んだ末、ムーミンとドリトル先生を選んだ。ムーミンは昔TVで見ていて、一度原作を読んでみようと思っていたからだ。ドリトル先生は、小学校の頃よく読んでいたシリーズで、何となく読んだ事有るっぽいモノと読んだ事無いっぽいモノを購入した。
 本屋を出て、向かいの酒屋さんでビールを買い屋台の焼鳥屋で何本か買って帰宅。TVを点けたら、サッカー日本VS中国がやっていた。ビールを飲みながら焼き鳥をつまみ、終ったら本を読もうと思っている。
 今日は彼女との電話は淡泊なモノに、友達同士のソレにしたいと思っている。ビールを飲みながらムーミンなんかを読んで、静かな夜になると良いな。
そうしよう、そうしなければ。
 
プロフィールに「日々思った事を残していこうかと」
とか堂々と書いたのに、いきなり白紙日を作ってしまった。イカンイカン

 就職試験の為、今日まで東北の実家に帰っていた。それで日記を書けなかった訳なのだ。実家にもパソコンはあるのだが、パスワードやらID番号などが分からず、ただボーっとしていた。イカンイカン

 しかし東北は寒かった。簡単な体力テストもあったから、帰りは汗がとても冷えた。友達が試験が終ったら迎えに来てくれる手筈だったのだけれども、体力テストが終り、更衣室でモソモソ着替えていたら
「急な仕事が入っちゃった。ゴメンね〜」
との、着メールを発見。軽いなぁ、とか思いながらまたモソモソと着替え、歩いて帰る事にした。約4キロ。
 地元を出て約10年程経ち、年に一回帰るか帰らないかしていると、どのバスに乗ってイイのかやらが全然分からない。聞けば良い話だけれど、帰り道がちょうど学生時代に使用していた通学道と同じだったから、懐かしながら歩いて帰る事にした。
 道中に、美味しいコロッケを揚げるお肉屋さんがあり、そこで買い食いする腹づもりだった事も、歩いて帰る事にした大きな要因だった。
 1,5キロ走後の乾いた汗に、寒風当たって身震いしながらホクホクと揚げたてのコロッケと海老春巻きを食べ歩きして家へと帰るのは、学生時代を思い出して何だか心地良かった。
 夜、滅多に帰らない僕の為に簡単な同窓会を開いてくれて、23時くらいまで呑んだ。同窓会の話はかなり嬉しかったけど、行ってみると皆ただ単に呑み口実が欲しかったようだ。そんなみんなの変わらぬ様子が懐かしくもあり、普通に楽しかった。
 家に帰ると、知り合い何人かとメッセをした。そこには彼女も居て、暫くしてから別窓で「後で電話してもいい?」と聞かれ「いいよ」と返答する。メッセに居た何人かの中には、彼女の現在の彼氏も居た。これでいいんだろうか?と思いながら、毎晩彼女と電話をしている日々。彼女は病気の事もあり、現在は実家で生活している。八月末に遠方の実家へと引っ越して行き、初めてのケンカで別れてしまった。それから、暫くは連絡しなかったけれど、何のキッカケなのか毎晩電話するようになり、テレフォンセックスをする。これでイイんだろうか。
 まだ彼女の事が好きであるけど、許された事では無い。彼女は電話してくる前、必ず浴びるように飲酒をしてくる。お互い共、日中に罪悪感と悶々としたモノを抱えて生活している毎日。これでイイんだろうか。いつかは彼女の前から消えなければ。と常に思うけれども、実行出来ないでいる。情けない。

 

やってみよう

2003年11月28日
日記と言うモノは、人に見せるモノでは無い。
とは思うものの、やってみようかな?と思う。
よく人から、ボーっとしてんね。だとか、
何にも考えて無いでしょ、あはは。
などと頻繁に言われるけれども、別にそうじゃない。
言わないだけだ。いや、言えないのだ。
その分、自分をさらけ出せる特別な存在。
恋人などが出来ると、知って欲しいし知りたがりな
本来の自分になれる。
日記を恋人代わりにするつもりは無いけれど、
本当の自分は常に支えとなる者が必要なとても弱い人間だ。
2003年の夏が終る頃、大きな別れがあった。
正確に言うと、日常の全てであった大切な人が去った。
そして、共通の知り合いと彼女は交際を始めた。
筈であったのに、何だか分からない状態が現在も続いている。
常に精神不安定な状態にも関わらず、誰にもソレを
言う事が出来ないでいる。だから、このモヤモヤを
形として残そう、と思った。
何だか、王様の耳はロバの耳。に似ているのかな?と。
今日から始まる、やってみようかな、だ。

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